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Channel: Studio margot☆ちえ☆の活動日記
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自然で綺麗な正しい姿勢って何?

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本日は、ピラティスにおける静止時の自然な姿勢(脊柱・肩編)のお話を少々・・・

アタクシは、いつもクラスの終りに、「静止時の自然な姿勢」を確認して頂いているのですが、クラスに参加して最初の頃は、この自然な姿勢がハテナ???・・・と思われる方は意外と多いです。

静止時の自然な脊柱とは、一般に・・・頸椎(首)・腰椎(腰)・が若干前湾し、胸椎が(背中)が若干後湾した脊柱(背骨)の湾曲があり、それらに繋がる筋肉が緊張し過ぎていない状態を指します。

首、腰の部分については理解しやすいかと思うのですが、胸椎が背中側に膨らむようにカーブしていることに違和感を感じる方は非常に多いです。

その中でも一番多いな~・・・と、アタクシが感じる例をひとつ挙げてみます。

「立位で横から見た時の肩関節が、背中の位置に揃っていること」が、「自然で綺麗な正しいし姿勢」だと思われている場合。
立位で壁に背中の中心をつけて立った時に、肩先後ろを壁につけないように立つと・・・とても悪い姿勢をしていると感じてしまうようです。

確かに首が前に傾き過ぎ、背中が丸くなり過ぎた結果、肩先が前(内側)に傾くと・・・それは一般に猫背と言われる姿勢ですね。

ですが、肩はあくまでも鎖骨の延長線上に位置していて、その周りの筋肉が異常に緊張していない事が自然な位置だと言えるのです。

そうは言っても、鎖骨がもの凄く後ろ方向に開いているヒトもいるかもしれませんよね。
しかしその場合、肩甲骨が背中で寄ってしまっていたり、背中の中心に向いていたりと、背中が狭くなっていないかの確認が必要です。

・・・と、活字で説明してもナンノコッチャ!ですね(笑)

が、も少し続けると・・・^^;

自然な姿勢時の肩の位置ひとつを挙げても、カラダは人それぞれ

たとえ静止時であっても、それぞれの関節や部位の重力に対する適正な位置配置が、最初からそのヒトにとっての自然であるかと言えば・・・それはノー・・・です。
しかし、そのまま放っておくと、様々な身体の重要な部分に負担をかけ続ける事になってしまいます。

その辺りを、三者三様・・・ストレッチやトレーニングやリラクゼーションで駆け引きしながら、まずは・・・

「静止時の適正な位置配置=自分にとっての自然な姿勢」を目指してもらいたいと思います。

その上で、活動時における適切なアライメント(関節や部位の重力に対する適正な位置配置)を学び、筋不均衡になりにくい健康な身体を目指して下さいね^^

今、サラッと言いましたが・・・

「静止時活動時」があるんです~^^;
この使い分けも非常に重要なんですよね・・・それはまたいつか

最後に・・・

持論ですが・・・
基本的にピラティスは、「自立した心と身体の健康」の為に必要な数あるメソッドの中のひとつで、美容はオマケとしてついてきたものだと考えています。

勿論、活動時の適切なアライメントもできるようになれば、美容効果はあります・・・が!

自分と向き合う純粋な姿勢が一番の美容効果ですよ^^


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